【開業】事業とプライベートの銀行口座を分けたほうがよい理由
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- 事業とプライベートの銀行口座を分けたほうがよい理由
- 私がソニー銀行口座を開設した話
- ソニー銀行は月2回まで振込手数料が無料
- クレジットカードとデビットカードの違い
- デビットカードのメリットデメリット
![あねこ](http://freelance-officework.com/wp-content/uploads/2023/09/2.jpeg)
在宅で働く主婦、あねこです。
開業するにあたり、ソニー銀行口座を新たに開設しました。
事業とプライベートの銀行口座を分けたほうがよい理由
税務上、銀行口座を分ける義務はないそうなので、分けなくても確定申告はできます。
実際、フリーランスの知り合いで、口座を分けずに帳簿をつけて、確定申告している方もいます。
結論的にはどちらでも大丈夫ですが、事業とプライベートの銀行口座を分けたほうがよいと思う理由は以下の通りです。
お金の管理のため
- 事業とプライベートのお金が入り交ざると、何が何だか分からなくなるので、 分けたほうがスッキリする
![あねこ](http://freelance-officework.com/wp-content/uploads/2023/09/1.jpeg)
通帳を分けないと、どれが事業でプライベートか、後々混乱していきます;
- 事業関連の収入と支出が一目で分かるので、帳簿がつけやすくなる(通帳と会計ソフトの連動も可能)
小規模で活動している個人事業主・フリーランスの場合、上記2点が預金口座を分けるメリットです。デメリットは特にないかと思います。
新規口座開設も、スマホでパパッと手続きして作れる時代ですので、大した手間はないと思います。家で眠っているような口座を事業用として利用するのも手です。
ただ、完全に事業とプライベートの収入と支出を分けることは難しいかと思います。
できるだけ分けるように心がけても、プライベート分に事業分が含まれてしまうこと、またその逆も普通によくあるからです。(クレジットカードで支払った事業分・プライベート分が混ざった経費や、プライベート口座で支払っている事業分も含む家賃、水道光熱費など)
その場合は、領収書や請求書などの証拠書類を基に、事業分・プライベート分を、帳簿上分けて計上すればよいので、通帳の中身を、何が何でも事業とプライベートに分けたほうがよい、ということではないので、ご安心くださいね。
今回は銀行口座をピックアップしていますが、現金についても考えは同様です。
- 事業とプライベート分の銀行口座は、分ける義務はないが、分けたほうがお金の管理は楽
- 銀行口座を分けると、帳簿づけが楽になる
- 銀行口座を分けても、プライベート分に事業分が含まれたり、事業分にプライベート分が含まれてしまうことはよくある 帳簿上で金額を分け、個別に処理すればOK
私がソニー銀行を開設した話
事業に利用できそうな口座を持っていなかったので、下記条件を満たしたソニー銀行を選び、個人口座を作りました。
- スマホだけで簡単に作れること
- 会費なしで無料でつくれるネットバンク口座
- デビットカード付き(現金感覚で使えるのにポイントがつく)
- 手数料が安いこと
ソニー銀行は、他の銀行と比べても、ダントツ手数料が安く、口座開設もスマホ一つで簡単にできました。
デビットカードであれば審査もなく、スムーズです。
通常の振込手数料 | 出金手数料 | 入金手数料 |
---|---|---|
月2回まで無料 (2回目以降110円) | 月4回まで無料 (5回以降110円) | 0円 |
請求書払いで振り込みするような経費はほとんどないので、月2回振込手数料が無料であれば十分ありがたく思います。( Sony Bank WALLET Visaデビット付きの場合)
カード到着後、さっそくスマホアプリより経費の振り込みを行いましたが、操作はシンプルで分かりやすく、簡単にできました。
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ATMでの振り込みは、後ろに並んでいる人が気になって「早くしなきゃ」と精神的に焦るので苦手ですが、ネットだとマイペースにポチポチできるのがありがたいですね。
クレジットカードとデビットカード
クレジットカードとデビットカードの違い
買い物した金額は、どちらのカードも登録した銀行口座から引かれますが、大きな違いは引き落としのタイミングです。
以下、簡単に違いをまとめました。
項目 | クレジットカード | デビットカード |
---|---|---|
引き落としのタイミング | 後払い (月1回決められた引き落とし日) | 利用と同時に引き落とし |
カードを作る時の審査 | あり | 不要が多い |
ポイント還元 | あり | あることが多い |
年齢制限 | 18歳以上 | 15、16歳以上 |
毎月継続した支払いに対する利用 | できる | できないことがある |
分割払い | できる | 基本的にできない |
デビットカードのメリット・デメリット
デビットカードのメリット
- 現金払いに近い感覚で利用ができるのに、ポイント還元がある銀行もあり、現金払いよりお得感がある
- 支払い都度引き落としされるので、お金の使い過ぎを防止できる
デビットカードのデメリット
- 毎月継続した支払いに対しては、デビットカード登録不可の場合がある(残高がないと引き落としができないという特徴があるため、クレジットカードより信用性がない)
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今回、デビットカードだけを作りましたが、継続した支払いに対して利用ができない場合があるという、思わぬデメリットがありました・・。
実際、毎月引き落としの会計ソフトの支払いがデビットカード不可だったので、結局、事業用のクレジットカードも作ることになってしまいました;
- クレジットカードは後払い、デビットカードは利用と同時に支払い、引き落としのタイミングに大きな違いあり
- デビットカードは、継続した支払いに対する利用ができない場合があるという大きなデメリットがある
- クレジットカードとデビットカード、それぞれのよさを活かして、使い分けると便利
まとめ
今回、事業とプライベートの銀行口座を分けたほうがよい理由や、私がソニー銀行口座を開設した話についてご紹介しました。
事業とプライベートの銀行口座を分けなくても確定申告を行うことはできますが、分けたほうがスッキリして、帳簿づけは楽になりますし、確定申告までスムーズに行うことができるのでオススメです。